新入社員座談会

前向きでガッツある3人

毎年恒例となりました、新入社員へのインタビューを今年は11月の終わりに行いました。

今年度の新入社員は、男性2名、女性1名。
いつも爽やかな笑顔のKTさん、しっかり者のAYさん、礼儀正しく行動力のある韓国出身のSPBさん。就職活動や研修、現在の仕事などを語っていただきました。

就職活動

― まずは、皆さんの就職活動について教えてください。

KT:私は就職活動解禁日の3日前くらいから、色々な会社の情報を調べ始めました。
それまでは全然方向性を決めておらず、3月1日から学校主催の学内説明会に参加し、やりたい仕事で企業を絞っていきました。

― 会社を選ぶ上で、自分の中で基準のようなものはありましたか?

KT:1つ目は大学で勉強していた「組込み」が活かせる仕事=組込み系の会社、2つ目は地元が大好きなので、地元の近くにあって、都心よりも神奈川にある会社が希望でした。また地元に根付いているような会社が理想でした。

― それでは、組込みをやっている地元の会社ということでアバールデータを選んだのですね。

KT:はい。学内説明会では15社説明を受けましたが、そのうち3社に絞って、第一志望はアバールデータでした。

― AYさんはどんな就職活動でしたか?

AY:私も大学で勉強していたことに関する仕事に就きたいと思い、SEやプログラマーを考えていました。自分で会社を探して、見つけたらまずは説明会に参加してみて、気に入ったら選考を受ける、といった流れでした。

― 勉強してきたことが活かせることはやはり大事なポイントなのですね。SPBさんも教えてください。

SPB:私は4年制の大学に進学して大学院まで勉強することを目指して日本へ留学しましたが、学費の問題などもあり専門学校へ進学することにしました。今後の進路を決める時期が近づき、改めて大学への進学も考えましたが、最終的に年齢や将来のことも考えて、7月頃から就職活動を始めました。

― 学内の合同説明会で、当社のブースに来ていただきましたよね。

SPB:はい。機械系とロボット系、電気・電子系の会社で探していて、合同説明会でアバールデータの説明を聞き、興味を持ったので会社説明会に参加しようと思いました。

― その後、社内の説明会に参加した時、印象はいかがでしたか。

SPB:日本の会社のイメージは、重く硬い雰囲気というものでしたが、会社説明会で社内見学をした際、社員同士が活発に仕事の相談をしているところや、笑顔で働いている姿にとても良い印象を持ちました。

 

入社してから

― 入社する前は、皆さん良い印象だったと伺いましたが、実際に入社してみていかがですか?

SPB:職場の雰囲気はとても良いです。先輩や上司とも話しやすい雰囲気があります。

KT:入社前に持っていた良い印象と変わっていません。

AY:私も居心地は良いです。私の席があるフロアはとても静かで、先輩に質問する際、自分の声が響いてしまうのでは、と思うときもあるくらいです。

― 10月から私服勤務OKになりましたが、SPBさんはスーツですよね。理由があるのですか?

SPB:はい、先輩方ともとても親しくなり、リラックスしている分、初心を忘れずに気を引き締めていたいという思いがあり、スーツで働こうと思いました。

― そうだったのですね。AYさんは、当社は女性社員が少ないですが、大変な事などないですか?

AY:女性だからといって特別扱いされるわけではなく、働きやすい環境だと思います。また、歳が近い女性の先輩がいることも心強いです。他の女性の先輩とはまだ一緒に仕事をする機会が無く、話す機会が少ない方もいらっしゃいますが、席の横を通るときに、よく話し掛けてくださる先輩もいます。皆さん、優しい方ばかりです。

 

研修について

― 新入社員研修はいかがでしたか?

AY:最初はハードウェア・ソフトウェアの基礎の研修でした。私はハードウェアに触れるのは初めてだったので面白かったです。

SPB:学校で勉強していたのは機械系が中心で、電気・電子について詳しく学んだのは会社に入ってからだったので、ハードウェア・ソフトウェア研修は両方とも難しかったです。でも、良い同期と優しい先輩方のお陰で無事に研修を終えることができました。

― 研修発表では、たくさんの先輩が皆さんの発表を聞きに来ていました。期待されている証拠ですね!

― OJTではどんなことを行いましたか?

AY:始めはC言語の復習を行って、その後にCSVファイルを読み込むライブラリを作りました。

― 大変でしたか?

AY:はい。3か月ちょっとかかりました。開発自体が初めてだったので苦労することが多かったです。エラー処理を丁寧にやらなくてはいけないことや、その他にも考えることがたくさんありました。

― 何か工夫した点はありますか?

AY:工夫するまではいかなかったのですが、指導担当の先輩から、使う人が使いやすいものを考えるように言われ、どのようにしたら使いやすいかを自分なりに考えました。また、あとから見て、どのようにプログラムが動いているか分かるよう、ソースにメモを残すようにしました。

― KTさんはOJTではどんなことをしましたか?

KT:私は基板の改版をしました。これは、基板のちょっとしたところを変えたり、製造中止の部品を変えたり、基板の見直しをする作業です。部品一つ変えるにしても、回路を変えなければならないですし、ルールもあります。改版を何件か経験することで、設計や評価を含めた1つの案件の流れを通して学び、手順を覚えました。

― 部品一つ変えるだけでも、大変な作業なのですね。何かトラブルがあったとお聞きしましたが?

KT:はい。社内に部品や基板を管理しているシステムがあり、私は何度かその手順を間違えてしまい、別の部署の方にも迷惑をかけてしまいました。上司からも気を付けるように言われ、それ以後同じ間違いをしないように気を付けています。

― 間違いから学ぶことは多くありますよね。SPBさんはOJTで何をしましたか?

SPB:私は先輩の仕事のお手伝いをしながら学ぶことが多かったです。KTさんと同じく改版の作業で、基板を新しい顧客向けに、機能をアップしたり、もともとあった機能をなくしたりしました。その他には、オシロスコープを使って、評価するための波形取りを行い、きちんと機能通りに動いているか確認しました。その他には、仕様書の変更や、検査成績書など、お客様に出荷する前に検査をしているかチェックしました。

― 皆さん、先輩との関係はどうですか?

SPB:指導担当の先輩は優しくて面白い方です。同じグループの他の先輩方ともよく話します。

KT:定時後にSPBさんの周りに輪が出来ていることがありますよね。

SPB:はい。仕事以外でも日本語を教えてもらったり、反対に私が韓国語を教えたりすることもあります。

AY:私は指導担当の先輩からとても分かりやすく教えていただきました。全部教えてくださるのではなく、ヒントから自分自身で考えて答えを導き出すようにという感じで指導していただきました。

KT:厳しく指摘されることもありますが、丁寧に分かりやすく指導いただいています。私が理解出来ないことがあった時には、助け舟を出していただくこともあります。

― 皆さん、先輩方との関係も良好のようで安心しました。

 

社会人になって

― 学生から社会人になって変わったことはありますか?

KT:一番変わったことはメモを取るようになりました。ノートを携帯し、分からなかった単語をメモしておき、まずは自分で調べるようにしています。ノートは既に3冊目になりました。

― 専門用語は、やはり難しいですよね。

KT:分からない単語を質問した時、自分の知識が足りず、回答していただいた内容を理解できないことがあったので、まずは自分の中である程度知識を増やしてから質問するようにしています。

SPB:私も基本はノートにメモしています。

AY:専門用語といっても、社内用語も多いです。調べても出てこない単語があるので、あとから検索を掛けやすいように、Wordで管理することを先輩から教わりました。

SPB:私はパソコンでは、スケジュール管理と単語帳を作っています。

― メモを取ることは良い習慣ですね。では、プライベートについてお聞かせください。

AY:私は土日に出かけることが増えました。普段の生活は12時前には寝て、6時半から7時の間に起きます。規則正しい生活になりました。

― お休みの日は何をして過ごすことが多いですか?

AY:友人と遊ぶことも多いですが、最近は会社の先輩方とゴルフの練習に行っています。

― KTさんは休日の過ごし方に変化はありましたか?

KT:友人と休日が合わないので一人で行動することが多くなりました。映画を観に行ったり、この間は中野まで出かけてラーメンを食べたりと休日を楽しんでいます。あとは、趣味のバイクで、会社の先輩方と浜松までツーリングに行きました。

―  SPBさんは何か変わったことはありますか?

SPB:変わったことは、学生の時は食事付の寮に住んでいて料理することができませんでした。今は一人暮らしになって自炊するようになったので、様々な料理情報を集めて料理しています。休みの日は、近所に広い公園があるので、朝洗濯を済ませてから、散歩しに行くか運動しに行きます。

― SPBさんは借上げ社宅にお住まいですが、住み心地はいかがですか?

SPB:会社から近くて、家賃もそんなに高くなく、広くて良いです。

― 入社してから、帰省はしましたか?

SPB:韓国は近いので、用事がある際には帰っています。休暇を使わずに帰る予定でいましたが、先輩や上司から休暇を使ってゆっくり休んできても良いと言っていただきました。

― 定期的にご家族に会えているのは良いですね。
ところで皆さん、冬の賞与の使い道は決まっていますか?

AY:ゴルフクラブを買いたいと思っています。今は先輩からクラブを借りているので、早く自分のクラブで練習したいです。残りは貯金します。

KT:貯金もしますが、大型バイクを買いたいです。家族に反対されているので、頑張って説得しようと思っています。

SPB:年末韓国へ帰るときに、一番下の弟もちょうど休暇が取れたので、家族で旅行をしようと思っています。

 

現在の仕事

― 研修が終わってから、どんな仕事をしていますか?

SPB:技術電調をしています。検査実施要領に従って検査ダイアグを通し、製品の検査や製品機能評価をします。今週からは治具基板の回路図を作ります。

KT:私は今、お客様からいただいた案件の回路設計を担当しています。回路設計図を作成したら、部署の方に回覧して、意見をいただきます。自分のところに戻ってきたときには、たくさんの指摘やアドバイスが書かれているので、コメントを見て落ち込んだり悩んだりもしますが、自分の為に貴重なアドバイスをたくさんいただけて、とても有難く思っています。

AY:私は先輩が作った製品を検査するソフトを作っています。検査ソフト自体にバグがあり、ちゃんと検査できていなかったら大変なことになるので、どんな検査が必要か、どうすれば検査できるのかと考えることがたくさんあります。ハードウェアのことも知らないと作れないので、学ぶことが多くて大変ですが、楽しいです。

 

将来の目標

― 皆さんのこれからの目標を教えてください。

KT:これと言った具体的なものではないのですが、自分の強みが持てるようなエンジニアになりたいです。普段仕事をしていて、このことはこの方に聞けば間違いない、ということが結構あります。だから自分自身も、あのことはアイツに聞けば大丈夫!と思ってもらえるような強みが欲しいです。

 

SPB:今は教えてもらっている立場で、先輩の手伝いをすることが多いですが、専門知識を深め、いずれは自分で最初から最後まで担当して、且つしっかりと説明できるようになりたいです。あとは語学ですが、今のレベルは韓国語>日本語>英語なので、英語も日本語と同じレベルまで伸ばし、いずれは更に他の外国語も話せるようになりたいと思っています。

 

AY:指導していただいている先輩のように、何でもできる人になりたいです。今現在は2つのOSを使用しているのですが、OSの理解を深め、3つのOSを使えるようになりたいです。基本はC言語なのですが、OSによって少し関数が変わります。用途によって使い分けられるようになりたいです。あとはドライバを作りたいです。

 

メッセージ

― 就職活動を頑張っている学生へメッセージをお願いします。

AY:選考で落ちても、めげずに頑張ることです。この会社に入りたいと思う気持ちを前面に出して、一生懸命取り組んでいれば会社側にも伝わると思うので頑張ってください。

KT:好きだと思った会社を選ぶことです。会社の規模や会社選びの条件は人それぞれあると思いますが、就活は基本片思いです。その会社を好きな気持ちと自分の強みをアピールして選んでもらえるかどうかなんだと思います。

SPB:やりたいことをやれば良い、と思います。人生とは、正解がないもので自分だけの答えを探す旅です。ですから失敗を恐れず楽しんでください。

 

終わり

気付けば2時間半も話していましたが、同期3人とても仲が良く、いろんな話を普段からしている様子が伺えました。3人とも誕生月が同じで、合同誕生日会を計画していました。その時はSPBさんの韓国料理が振る舞われるそうです。
仕事に対してしっかりとした目標があり、前向きでガッツのある3人。これからの成長がますます楽しみになりました。