Opt-C:Linkについて

Opt-C:Linkの概要:システム構築をもっと自由に

opt-C:Link

「Opt-C:Link」は高速通信用に開発し、実績のある光通信(GiGA CHANNEL)のノウハウを生かし独自仕様によるマシンビジョン向けの開発した方式です。高解像度、高フレームレートの画像を処理PCへ取り込むカメラインターフェースにノイズ耐性、長距離伝送、省配線に有利な光を通信媒体にすることで、従来のマシンビジョンカメラ用のIF規格の課題を解消します。また、稼働部での使用に課題のあった光ケーブルも最近では屈曲に対しての柔軟性を特徴としている製品が用意されています。加えて、光ケーブルは銅線のケーブルよりも軽量化することができます。このように通信媒体を光化することでシステム構築の自由度を高めることができます。

 






Opt-C:Linkの特長

カメラ側のOpt-C:Link I/F カメラ側のOpt-C:Link IF

●1chあたり6.25Gbpsのデータ伝送
●光が媒体であるためノイズに強く、数百メートルの延長も可能
●画像データ以外の制御系信号も光通信で実現できるため省配線に貢献

 



Opt-C:Linkの接続

Opt-C:Linkの接続

『Opt-C:Link』は、オリジナル仕様のプロトコルとなっておりカメラとグラバー間を光で接続します。 通信速度は6.25Gbps、2チャンネルを合わせて12.5Gbpsで使用することも可能です。 パケットはシンプルな構造となっており、5種類(画像データパケット、シリアルパケット、 トリガパケット、リンクパケット、ユーザーパケット)で構成されています。

 




Opt-C:Linkの機能

 
Opt-C:Link
ケーブル媒体
ケーブル長
150m以下
ケーブルのノイズ耐性
高い
最大データレート(*1)
1.25GB/s(6.25Gbps x2ch)
エラー検出
CRCエラーチェック
画像分配、グラバー間通信
有り
Power Over
なし

(*1) 周波数xデータ数による理論値であり実効レートを示すものではない。

Opt-C:Linkの実装

Opt-C:Linkの実装

「Opt-C:Link」は、高速トランシーバ内蔵のFPGAに実装することを前提としています。アバールデータではIPとしてOpt-C:Linkを提供しているので、光通信やパケット等を意識することなく容易に実装することが可能です。また仕様もオープンであるため自身でOpt-C:Linkの設計を行うことも可能です。オプションとしてカメラリンクと接続可能なIPも用意しているので、既存のカメラリンクの回路資産を簡単に光化することができます。

 


CameraLinkカメラからの変換

Opt-C:LinkとCameraLinkOpt-C:Link:変換ユニット

CamraLinkカメラに対応した変換ユニットを用意しています。既存のシステムでの長距離伝送を簡単に実現できます。製品に関して詳しくはこちらへ→









Opt-C:Link対応製品

APX-3800

AOC-162
ASB-1300