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Javaリモート監視フレームワークパッケージ
AXP-903-01に関するQ&A


 

Q1 JDKのバージョンはいくつですか?

答え

JDK1.1です。

Q2 このパッケージで何ができるのですか? または特徴は?

答え

パッケージ名の通り、リモート(ネットワーク)からPC(または機器)を 監視(または操作)することができます。 一般的にリモート監視等といわれているものは、監視側からのポーリングによって 一定間隔ごとに情報更新されますが、本パッケージでは、被監視側の変化を即監視側へ通知する事ができます。

■ポーリングによる監視では
■リモート監視パッケージでは

Q3 複数のクライアント(例えばA,B,C)から接続されている場合に、クライアントAに障害が発生し通信不可能になっても、クライアントB,クライアントCは問題なく監視が続行出来ますか?

答え

できます。本パッケージの通信がサーバサイドの プログラムへ影響を及ぼさない様にする為、非同期での通信設定が可能です。 この場合、送信用メソッドはコールされると送信が終了したかしないかに関わらず、 即メソッドより復帰します。また、この時の通信エラーの判断は、ユーザコード上では行う事ができません。

Q4 クライアントをアプレットとして作成した場合、ダウンロード元PC(機器)としか通信ができません。 他PC(機器)との通信はできないのですか?

答え

本パッケージはソケット(TCP/IP)を使用して、 サーバ/クライアント間の通信を行います。 この為、Javaのセキュリティ上、アプレットがダウンロードされたホスト以外との ソケット通信は行う事はできません。しかし、アプレット実行環境(例えばIE4.x以上)において アプレットのセキュリティ操作が可能であれば、他のホストへの接続を許可する事で可能になります。 但し、セキュリティの操作はお客様の責任において行って下さい。 他の回避策としては、サーバサイドが仲介役となり他のホストとやり取りし、 その情報をアプレットに渡すという方法があります

Q5 どんな実行環境で、このパッケージは実行可能ですか? また、その制限は?

答え

ネットワーク(ソケットによるTCP/IP通信)に接続され、Javaが実行可能な環境(OS)であれば動作可能です。しかし、クライアントをアプレットとして作成した場合はJavaのセキュリティによる制限が発生します。

Q6 Javaからハードウェアをどのように制御するのですか?

答え

Javaから直接ハードウェア制御する事はできないので、OSによってJNI(Java Native Interface)を使用して、nativeメソッド(プラットホーム依存コード)からハードウェアを制御する事ができます。

Q7 ネットワーク上のセキュリティはどうなってますか?

答え

通信パケットとしてはユーザ定義のデータがそのままネットワーク上を流れますので、 重要なデータの場合は、ユーザが暗号化しなければなりません。 本パッケージに暗号化及び解読するためのクラスを用意しています。 また、サーバへの接続に対するものは、事前にパスワード等を設ける必要があります。